Vana百景LIst.021 【深夜便の甲板】 マウラ、セルビナを０時に出港する便は終着前に夜明けを迎える。ほとんどの乗客は朝日に目を向けるが、その背後では西に沈む月がある。 ＳＳはマウラ行き船上から沈む月を狙ってみた。 【機船からの眺め】 機船航路(セルビナ−マウラ)では航海の間、ほとんどの時間、陸地を臨むことができる。 ＳＳはセルビナ行きの船上から西に傾く日と南グスタベルグの山を収めてみた。 【操舵室】 機船の操舵室は簡素である。操舵輪と卓上の機器？が数点のみだ。地図は掲げられているが海図と呼ぶには怪しい代物だ。しかも乗員は舵をとる一人だけ。これで外洋航路を定時に運行できるのは驚異である・・。素人には見えない保安設備、あるいは自動化された設備があるが故のものなのかも知れない。深く探るのはタブーだろう。 ・・・もっともこういったメカニック的な表現が密なほど魅力的なゲームになるのだが・・・それはゲーマーの勝手な言い分であろうか。 操舵室はブリッジとも言うが、ブリッジとは外輪船の時代に船の全周を見渡せる位置として左右の外輪覆いを接続していた橋状の構造物である。設置位置も船体中央で、ヴァナ・ディールの機船とはリアルとはだいぶ由来が異なる様だ。 SSはウィンダス沖を航行するマウラ行きの船上でのもの。左舷に短時間ながら星の大樹を見ることができる。これだけ沿岸に近づいているのだが、残念ながら陸上側から航行する汽船を臨むことは出来ない。