Vana百景LIst.002 【港橋の朝】　ジュノ港G8 ジュノ港のある港橋は飛空艇の乗り場がある交通の要衝。足早に行き交う冒険者の姿が絶えない。古くはジュノ海峡を航行する船舶の寄港地で、船乗りたちで賑わったが、飛空艇発着用に改造されてからはもっぱら飛空艇を利用する富裕層の旅人が行き交う様になったと言う。 ＳＳは早朝閑散とする朝もやの港橋を撮ったもの。リアルタイムでも早朝だった。 【オーロラ宮殿と中庭】　ル・ルデの庭H10 せわしなく冒険者が行き交うジュノにあって、唯一ゆっくりと時間を刻んでいるかの様に感じることのできる場所・・それがル・ルデの庭である。そのもっとも奧に構えているのが、オーロラ宮殿(ジュノ大公宮)だ。冒険者も幾度となく訪れる場所ではあるが、いつも神妙な面持ちになるのは気のせいだろうか・・・ 中庭のオブジェにはクリスタル戦争時のの戦没者の魂を表す火が絶やすことなく灯されている。 この日は晴れ渡る天気だった。ちょうど静かな昼時にオーロラ宮殿を捉えてみた。 【市場橋】　ジュノ下層 F11 ジュノで最も賑やかと言われる街路である。狭い橋上を有効に使うため、階層に分けられた通路が交錯する凝った作りとなっている。競売所・酒場・宿屋などが軒を並べるジュノ随一の目抜き通りと呼んでも差し支えはないだろう。 SSはレンガ造りの建物が映える午後の市場橋を捉えた一枚。色違いのレンガを組み合わせた建物の模様が美しかった。 【女神聖堂】　ジュノ上層 H9 ジュノ上層にある女神アルタナを祀る聖堂である。狭い橋上にあって質素な造りであるが、日々訪れる人々は決して少なくない。 慌ただしく移動する機会の多いジュノであるが、たまには足を止めてみるのもどうだろうか・・・SSはそんな場面を演じてみた一枚である。 【ヘブンズブリッジと時計塔】　ジュノ上層 G6 ヘブンズブリッジは「ブリッジ」とは名が付いているがジュノの居住区である中央の塔状建築物のことで、上部にル・ルデの庭がある巨大な建築物だ。バストゥークの建設完了に伴うガルカ石工の失業対策として建築が始まったのが興りだという。 その手前には半ば周りの建築物に取り囲まれて目立たない時計塔がある。上層の街路がかなり高い位置にあるため相対的に低く見えているが、時計塔自体はかなりの高さを持っている。老朽化否めない時計塔だが、市民の支持を得て今もなお時を刻み続けている。 夕闇迫るジュノの上層の風景を撮ってみた。ジュノの中では比較的静かな場所だが、それでも人通りは多かった。 【市場橋の門】　ジュノ下層 G10 ジュノ下層の市場橋はバストゥーク方面の玄関口である。出入口の門付近には下層のチョコボ厩舎とチョコボサーキットがあり、MMM(モブリンズメイズモンガー)が実装された際には新しもの好きの冒険者で溢れかえったこともあった。 流行廃りで人の流れが変わるのがヴァナ・ディールの日常であるが、今もなお時折訪れるバストゥーク出身者のジュノ第一歩を記す場所であることに変わりはない。 一頃の勢いはなくなったが、ジュノ下層での人々の流通は絶えることはない。人影まばらではあったが、街の喧噪と波音が聞こえそうな朝のジュノ下層を撮ってみた。 【階段】　ジュノ港 E7 ジュノの各層を連絡する階段はジュノの中心ヘブンズブリッジ外周に設けられている。円筒形の建築物なので、階段は緩やかなカーブを描く。エリア境界になっているため気付きにくいが、この階段は360度を越える螺旋状になっている。 エリア境界にかかるため、階段の長さを実感できるのはジュノ港からクフィムへ降りる連絡口だけである。 SSはたまたま人通りの少なかった時間とってみたものであるが、街灯の下弧を描く階段が延々続く様子はなかなかな趣である。 【港の競売所】　ジュノ港 I8 他の競売所を見慣れている冒険者にとって、ジュノ港の競売所は物足りなさを感じるだろう。保安のためか立派な建物にカウンターが設けられた他の競馬所とは違い受付担当がただ佇んでいるだけだからだ。これはかつて深刻になったジュノの混雑激化に端を発しており、ジュノ港の競売所は急遽増設されたためこの様な形態になったためであるという。(同様にジュノ上層にも競売所が追加された)どうせなら壁をくりぬき、カウンターを設けた方が良いと思うのだが、様々な技術的理由でそれが果たされないのか、あるいは「臨時窓口」的扱いによるものなのかは定かではない・・・ もし後者の理由だとすれば実情は当局の思惑とは異なり、目下盛況であるアビセアでの活動に勤しむ冒険者によってジュノの中でも最も混雑する競売所のひとつとなっているのは周知の通りである。SSでは中央付近の人だかりの中心に競売受付担当が立っているのだが・・・担当者の悲鳴が聞こえてくるようだ。