Vana百景LIst.041 【バタリアの東海岸】　map J6 バタリア丘陵東海岸の景観は独特である。まるで大地がはぎ取られてしまったかの様な絶壁の海岸線が延々と続いているのだ。その圧倒的な景色は「奇観」と言うに十分だろう。 ＳＳは最も印象的な崖の遠景をとらえたものだ。景色を眺める釣り人もたまに見られる場所である。 【古墳群】　map J9 バタリア丘陵全域に広がるのがエルディーム古墳群である。古くはサンドリア教会の信仰上重要な場所とされ、多数の塚が築かれ、近世ではクリスタル大戦の戦没者が多数合葬されたという。 塚の上に見える石材はそのクリスタル大戦戦没者の墓標である。 ＳＳは古墳群の遠景であるが、あまりにも広大であり、全てを1枚に収めることはできない。サンドリア族女神信仰の強さとクリスタル大戦がいかにすさまじいものだったかを垣間見ることのできる場所である。 【橋への門】　map K9 ロランベリー耕地へ至るボーリスブル卿の橋の入口には門が築かれている。同じ様式の門はロランベリー耕地やソロムグ原野の連絡橋にも築かれている。実のところこの門はクリスタル大戦後に作られたものである様だ。 幾重にも張り巡らされたバタリアの城門はジュノ入口の城門を除き、戦後復興の材料として大半が取り壊されたのだが、エリア境界の道標とするためか、ノルバレン・デルフラント・アラゴーニュを結ぶ橋の両側には同じ様式の門が新たに築かれたらしい。大戦時からある無骨なジュノの城門とは異なり、アーチが連続する意匠の凝った形状はある意味、平和の象徴であるのかもしれない。